フィリピンの大学情報


  フィリピンのマニラ首都圏にはたくさんの大学があり、フィリピンの全ての大学の約40%もの大学がマニラ首都圏に集まっています。
マニラの大学に通う外国人は近年増えており、ビジネス系の学部には中国人、医療系の学部にはイラン人が多く在籍しています。
またそれだけではなくマニラの大学には30カ国もの国から留学生が来ていると言われ、看護学部やデザイン系学部に進学する中東やアフリカから来た留学生や、韓国人などの多くの方がフィリピンの大学に通っています。

フィリピンの大学の特徴はその一つ一つの大学が独自のルールで運営をしていることです。このような理由で未だに認知度が低いフィリピンの大学ですが、以下各フィリピンの大学の特徴を簡潔にご案内致します。
マニラの大学一覧

ホーリースピリットカレッジは以前まで女子大学であったのが近年男女共学になった全寮制大学。看護学部、またはデザインアート学部に強いと言われています。そして大学キャンパス内は新しいレストランや寮が開設されるなど革新を続けています。女性比率が多いので女性の方でも安心して留学することができます。

フィリピンの大統領ホワイトハウスの目と鼻の先の距離にあるラコンソラチオン大学は、小学校から大学院さらに英語ランゲージコースまである総合的な大学です。大学の中に寮もしっかりと作られており、まさに充実した環境。数多くの国から留学生も来ていて、韓国人のみならず、アフリカから来ている留学生もよく目に付きます。また学費の安さであったり、学校の先生・スタッフのホスピタリティのよさからこの学校は多くの学生から支持を受けています。

フィリピンのアダムソン大学は他の大学とは少し異彩を放った国際色豊かな総合大学です。大学から大学院まであり大学内英語ランゲージコースも開設されています。外部学生寮も有り、さらに来年の4月には新しいドーミトリーをつくるといった革新を怠らない大学です。学生は主にパプアニューギニア、ロシア、ナイジェリア、イラン、中国、韓国から構成されています。オフィスの人たちも外国人の受け入れに非常に寛容なので、フィリピンの大学ならではのアットホームな雰囲気をここで体験することができるでしょう。

フィリピンの混沌とした都会の中に存在感を放つ大学、それがサンセバスチャン大学です。ここの大学の一押しの特徴がMBAコースとなっております。1年2学期制のMBAに2年間通うことで、カナダから導入された公的なMBAに基づくテストを受けるチャンスを与えられます。これに合格するとカナダで仕事を得やすくなったり、ワーキングパミットを取りやすくなります。教授陣も海外で長年学位を積んできた優秀な教授がいて、授業内容もしっかりしています。また学費も非常に安いことも特徴の一つです。

フィリピンの住宅圏にひっそりとたたずむマンダルーヨン市にあるホセリサール大学です。この大学は中国人の受け入れが非常に盛んで、この大学一押しのMBAコースに多数中国人が在籍しています。この大学の一番の売りはなんと言っても1年間で卒業できるMBAコースでしょう。多数の中国人もここを卒業しており授業内容もきちんとしています。最初に英語に自信がなかったらまずここの英語ランゲージコースを受けてレギュラーコースに入ることも可能です。またキャンパスが綺麗なことも特徴の一つです。

歴史と伝統を併せ持つ大型総合大学のセントロエスカラー大学です。なんといってもここの大学の特徴はイラン人の医学部、歯学部の在籍人数の多さでしょう。ここを卒業するイラン人は皆イランへ戻り、医者か歯医者になります。イラン人の海外医療教育の主要拠点となっています。またここにはイラン人のみならず多くの中国人や韓国人も在籍しており、非常に国際的な大学といえるでしょう。フィリピン国内では規模の大きい大学の内の一つです。

マニラ市、そしてマカティ市に2つのキャンパスを持つファーイースタン大学です。フィリピン随一のビジネス街であるマカティにキャンパスを持つことが大きな特徴の一つとなります。マカティキャンパスであればビジネス・経済・会計のような学部があり、建物も非常に新しく魅力的です。どちらのキャンパスにも多く中国人・韓国人が在籍しています。料金体系の明瞭さに加え、学習制度が整えられていることから、外国人の受け入れ実績に定評がある大学と言えます。大学に入学する前に大学内の英語ランゲージコースもあることから英語の初心者の方でも安心して入学することができます。

当方が紹介してる中の唯一の国立大学であるフィリピンノーマル大学です。この大学の最大の特徴はフィリピンの最も代表的な指導者育成大学であることです。このノーマルというのは規範という意味を示し、毎年多くの教師が当大学から排出されています。ここを出た外国人は自分の国へ戻り、英語の教師になったり通訳になる人も多いようです。フィリピン人と肩を並べ勉学にしっかり励みたい方人、将来教師になりたい人にオススメです。

マニラの大動脈タフトアベニュー沿いに位置するフィリピン女子大学です。この大学の最大の特徴はその独自の課外活動プログラム及びカリキュラムです。学生交流イベントは毎週開催されており、勉学以外の教育にも大変力を注いでいます。また学校独自の教育カリキュラムも作っており、中でも大学院の長距離教育が多くの学生から注目されています。仕事をしながら大学院へ通う生徒から大変支持されています。

マニラの大学の中でも大変有名な大学である東方大学です。この大学の特徴はイラン人の医学部・歯学部に通う生徒が多いことと、その安定した外国人の受け入れ実績です。今まで中国人・イラン人・韓国人を多く受け入れてきました。ここの大学院では外国人でもMBAコースに通う人をたまに見かけます。しかし学費は外国人価格があり、やや高めです。しかし、国際色豊かな生徒と触れ合うには非常に適した大学であり、マニラの有名校の一つであります。

マニラにいるフィリピン人ならほとんど皆が知っている有名な格式高いサンベダ大学です。駅から直結した大学構内は赤い制服を着たいわゆる'ベダ生'がたくさんいます。授業が開かれている時期は大学の前に非常にたくさんの鮮やかな赤色の制服を着たベダ生が歩いています。駅から近いので通学に便利ですし、授業はストイックに開かれており、就学環境に非常に優れています。